書類送検は有罪?逮捕や起訴との違いとは

目次

ニュースでよく見る『逮捕』、『起訴・不起訴』、『書類送検』

こんにちは。がしくらひでをです。

テレビやニュースを見ていると、こんな言葉がよく出てくる。

「逮捕されました」
「〇〇容疑者を書類送検しました」
「起訴されました」
「不起訴になりました」

……何のことだろう。

難しい言葉ばかりで、よくわからないまま流してしまう人も多いと思う。

「書類送検」って、よく聞くけど、いったい何が起きているのか。

捕まったのか? もう有罪が決まったのか? その後どうなるのか?

疑問がどんどん出てくる言葉なんだ。

そこで今回は、「逮捕」「起訴」「不起訴」という言葉もあわせて比べながら、わかりやすく説明していく。

小学生でも理解できるように、できるだけ簡単に整理するよ!

それじゃいってみよ~!

逮捕とは?

ニュースで「〇〇容疑者が逮捕されました」って出てくると、「え!?もう悪いことが決まったの?」って思うかもしれない。

でもね、逮捕されたからって、すぐに「この人は有罪です!」と決まったわけじゃないんだ。

逮捕っていうのは、警察が「この人、たぶん法律を破ったかもしれないぞ」と思って、これからもっと詳しく調べるために、いったん身柄(体)を預かることなんだ。

逃げちゃったり、証拠を隠したり壊したりされると困るから、「ちょっとここで待ってて。これからしっかり話を聞くからね」という感じだ。

たとえば、こんなときに逮捕されることがある。

・逃げるかもしれないとき
・証拠を隠したり壊したりしそうなとき
・もっと詳しく事情を聴きたいとき

ここが大事なんだけど、逮捕された=もう悪いことが決まった、じゃないんだ。

逮捕のあとも、警察や検察がもっとたくさんの証拠や話を集めて、本当に法律を破ったのかを調べ続けるんだ。

逮捕の種類は主に3つ存在するよ。

① 通常逮捕(ふつうの逮捕)

これは一番よくあるタイプの逮捕だ。

警察がしっかり調べて証拠を集めてから、裁判所に「逮捕状をください!」とお願いして、その許可(令状)をもらって逮捕する。

犯行から少し日が経ってから逮捕されることも多いので「後日逮捕」と呼ばれることもある。

② 現行犯逮捕(その場で逮捕)

これはまさに今、目の前で悪いことをやっているところを見つけた時の逮捕だ。

たとえば、万引きしてる人をお店の人が見つけたとか、暴力をふるってる現場に警察が出くわしたとか。

この場合はもうその場で「今やったよね?」とすぐに逮捕できる。

なんと、警察じゃなくても一般の人でも現行犯逮捕できる決まりになっている(もちろん、むやみに真似しちゃだめだよ)。

③ 緊急逮捕(超急いで逮捕)

これはちょっと特殊なケース。
たとえば重大な事件で「今すぐ捕まえないと逃げちゃう!でもまだ逮捕状が間に合わない!」というときに使われる。
この場合はとりあえず逮捕して、すぐに裁判所に逮捕状を出してもらう。
とても緊急なときだけ使われる方法だ。

逮捕されると、警察署の中にある「留置所(りゅうちじょ)」ってところに入る。

そこで何日間か取り調べを受けることになるんだ。でも、一回話を聞いてすぐに終わるとは限らない。「まだまだ調べたいことがあるから、もうちょっとここにいてもらうよ」ってなることもある。

これが「勾留(こうりゅう)」ってやつだ。

つまり逮捕は、「よし、これから本格的にしっかり調べますよ!」っていうスタートみたいなものなんだな。

書類送検とは

ニュースで「〇〇容疑者を書類送検しました」って聞くことがあるよな。なんか難しそうな言葉だけど、実はそこまでややこしくはないんだ。

書類送検っていうのは、警察が調べた結果をまとめて、検察にバトンタッチすることなんだ。

警察は、いろいろ証拠を集めたり話を聞いたりして、「この人は法律を破ったかもしれません!」っていう証拠や資料をまとめる。その全部の書類を、検察に送る。これが「書類送検」だ。

ここで登場するのが検察官(けんさつかん)だ。

検察官は、警察が集めた証拠を見て「この人を本当に裁判にかけるべきかどうか」を判断する人だ。裁判の前に最終的
なジャッジをするのが検察官の仕事なんだ。後に裁判所でも活躍する。

役割を簡単にまとめてみると……

               ひでをのワンポイント
・警視庁 → 調べる人
・検察官 → 裁判に進めるか決める人
・裁判所 → 最後に有罪か無罪を決める人

って感じで役割が分かれているんだな。

逆転○判やっている人はもうお気づきだよね!

書類送検されるのはどんな時?

話を元に戻すよ~。

実は、逮捕されていない事件でも書類送検されることがある。たとえば、

  • 軽い交通事故や交通違反
  • 軽い暴行やケンカ
  • 芸能人の不祥事(SNSのトラブルとか)

こういう事件だと、身柄を捕まえなくても、まずは調べだけ進めて、証拠を集め終わったら書類送検になることが多いよ。


じゃあ書類送検されたらどうなるの?

さっきも少し話したけど書類送検のあとには、検察が「この人を裁判にかけるか、かけないか」を決める。それが次に出てくる「起訴」や「不起訴」っていう言葉につながっていくわけだ。

つまり書類送検は、「調査終了!あとは検察の出番です!」っていう途中の通過点 なんだな。

起訴とは?

さて、警察が調べて、検察にバトンタッチされたら、今度は検察官が「この人を裁判にかけるべきかどうか」を考える番になる。そこで出てくるのが「起訴」という言葉だ。

起訴っていうのは、「この人を裁判にかけます!」と正式に決めることなんだ。

もう少しカッコよく言うと、「公訴の提起」っていう法律用語になるけど、簡単にいえば「裁判スタートのスイッチを押す」みたいなものだ。

民事裁判と刑事裁判の違いも少しだけ

ふだんの裁判(たとえばお金の貸し借りとか、離婚とかのもめ事)は、ふつうの人たちが自分で裁判を起こせる。これが「民事裁判」だ。

でも犯罪の場合(刑事事件)はちょっと違う。犯罪の裁判を始める権限は、検察官しか持っていない。

警察も一般の人も「起訴して!」とはできない。検察官が「これは裁判に出す!」と決めたときだけ起訴になるんだ。

起訴されると何が変わる?

起訴されると、その人は「容疑者(被疑者)」から「被告人(ひこくにん)」という立場に変わる。

つまり、裁判で「有罪か無罪か」をしっかり決める段階に進むってことだ。

裁判が始まって、そこで裁判官や裁判員が証拠や証言を見て「有罪」「無罪」を決める。

もし有罪になれば、罰金とか懲役とかの刑が決まることになる。

起訴はけっこう重い決断

検察官は、証拠がしっかりそろっているか、裁判で勝てそうか、社会にどんな影響があるか──いろんなことを考えて起訴するかどうか決めている。

実際に日本では、検察官が刑事事件を起訴する割合は全部の事件のうちだいたい3〜4割ぐらい。

つまり「全部が起訴されるわけじゃない」んだ。

逆に言うと、「起訴されたら裁判になる可能性はかなり高い」ってことでもある。

ちなみに、一度起訴されて裁判になった場合、日本では有罪になる割合がとても高い。

つまり、ほとんどの人が有罪になってしまうんだね。

逮捕されなくても起訴されることもある

ちなみに、逮捕されないで在宅のまま(ふつうに家にいながら)捜査を受けて、そのまま起訴されるケースもある。逆に逮捕されたとしても、検察官が起訴しなければ裁判には進まない。

つまり、起訴されるかどうかが刑事事件ではすごく大きな分かれ道なんだ。

不起訴とは?

さて、検察官がいろいろ考えた結果、「この人を裁判にかけません」と決めることもある。
それが不起訴(ふきそ)だ。

不起訴っていうのは、「今回は裁判はやりません」という決定のことだ。

裁判が開かれないから、裁判所に行くこともないし、有罪か無罪かも決まらない。もちろん刑罰もない。

不起訴になる理由はひとつじゃない

じゃあ、どんなときに不起訴になるのか?理由はいろいろある。

  • 証拠が足りない
     → まだ疑わしいけど、裁判で有罪にできるほどの証拠が集まらなかったとき。
  • 被害者と示談が成立した
     → お金を払って話がまとまったとか、被害者が許してくれた場合。
  • 初めての違反で反省している
     → 軽い事件で、しっかり反省していると検察官が判断したとき。
  • もうすでに社会的なダメージを受けている
     → 芸能人や有名人が大きく叩かれて、もう十分な罰を受けていると考えられるとき。

不起訴といっても「無罪になった」とはちょっと違う。悪いことをしていないとは限らないけど、「もう裁判まではしなくていいかな」と判断された状態なんだ。

不起訴になれば刑罰はない

不起訴になると、刑事裁判は開かれないから、罰金や懲役などの刑を受けることもない。前科(ぜんか)もつかない。

ちなみに、たまにニュースで「〇〇さんが不起訴になりました」って出ることもある。

不起訴になると裁判は開かれないし、刑罰も受けない。だから有名人の場合だと、「結局おとがめなしになったんだな」って注目されることもある。

でも不起訴だからといって「何もなかった」わけではなくて、検察がいろいろ考えた上で「今回は裁判まではしなくていい」と決めた結果なんだ。

だから不起訴になることは、事件を起こした人にとってはとても大事なんだ。

まとめ

いかがでしたか?

ニュースでよく出てくる「逮捕」「書類送検」「起訴」「不起訴」。

言葉は難しく聞こえるけど、流れで覚えるとスッキリわかる。

最後にそれぞれの特徴を、短くまとめてみよう。

逮捕逃げたり証拠を隠されたりしないように、いったん身柄を拘束する。
書類送検 … 警察が調べた証拠を検察にバトンタッチする。
起訴 … 検察官が「裁判で有罪か無罪かを決めてもらおう」と判断する。
不起訴 … 検察官が「今回は裁判を開かなくていい」と判断する。

こうして並べてみると、だんだん順番になってるのがわかると思う。

事件が起きてから、警察が調べて、検察が判断して、裁判になるかどうか決まる。

全部がいきなり「有罪決定!」ってわけじゃないんだな。

これを知っておくと、ニュースを見たときに「ああ、今はここまで進んでるんだな」って流れがわかりやすくなるはずだ。

もしよかったら執行猶予についても解説してるから暇だったら見てね~!

では、今日はこの辺で(/・ω・)/

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この記事を書いたAHO

がしくら ひでをのアバター がしくら ひでを クリエイター・コメディアン・コミカルアドバイザー

世界一AHOなペストマスカー。映像コメディアン/動画クリエイター/ライターとして活動中。第一回FantasyDreamエッセイ賞 最優秀賞受賞。2020年大手企業内「アイデア賞」にて最優秀賞受賞。ダイヤモンド・オンラインにて記事制作プロセスに携わる。その他にもオトナライフなどの情報サイトで記事制作、出版系雑誌で連載企画や特集記事の編集を担当。オリジナル小説や芸人さん向けのネタ本、お祝動画の制作提供も手がけており、多い時には月100種類以上の作品を提供。趣味は「AIで最強の自分自身」を作る事。好きな言葉は「OFFシールです」。死産で生まれてきました。そして私より不幸な人はいない。故にあなたはとっても運が良い。「真面目もAHOも全力で。」そんな生き方がモットーです。

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