刑務所行かずに済む!? ニュースでよく聞く執行猶予とは?

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執行猶予ってことばあるじゃん?

乙です、がしくらひでをです!

ニュースやドラマを見ていると、たまにこんな言葉が出てくることがあるよね。

「〇〇被告に懲役3年、執行猶予5年の判決が言い渡されました」

……え?どういうこと?

懲役ってことは刑務所行き?でも執行猶予って何?

結局、刑を受けるの?受けないの?

そんなふうに思った人、けっこう多いはず。

今回は、そんな「執行猶予(しっこうゆうよ)」という制度について、できるだけわかりやすく解説していくよ!

執行猶予とは?

「執行猶予(しっこうゆうよ)」って、なんとなく聞いたことあるけど──

「有罪なのに、刑務所に行かなくていいの?」「結局、罰は受けるの?受けないの?」とモヤモヤする言葉でもあるよね。

でも、ちゃんと意味を知れば「なるほど」と思える制度なんだ。

■ そもそもどういうこと?

執行猶予とは、かんたんに言えばこう。

「有罪判決が出たけど、すぐに刑務所には入れません。一度チャンスをあげて、しばらく様子を見ますね」という制度だよ。

つまり──

「あなたは悪いことをしたから、本来なら刑務所に入らなきゃいけない。でも今後ちゃんと反省してくれるなら、今すぐ罰を与えるんじゃなくて、“猶予(ゆうよ)”という時間を与えますよ」というしくみなんだ。

たとえば「懲役3年・執行猶予5年」という判決なら:

  • 懲役3年 → 本来の刑の長さ(3年間の刑務所生活)
  • 執行猶予5年 → 5年間まじめに生活すれば、その懲役は“実行しなくていい”

という意味。


■ まじめに暮らす=刑が消える?

ここで大事なのは、「罰をゼロにしてくれた」ということではないということ。

執行猶予中に──

  • 他の罪を犯さなかった
  • まじめに生活していた

ということが確認できれば、刑の執行(=実際に刑務所に行くこと)はなくなる。
だけど、「もともと有罪だった」という事実は消えないんだ。

逆に、もし執行猶予のあいだにまた犯罪をしてしまったら──

前の判決も、新しい罪も“合わせて”刑務所に行くことになる。

だから執行猶予は、「ラッキーで助かった」ではなく、「二度と繰り返さないという決意を見せる時間」なんだ。


■ たとえるなら…

たとえば、クラスでルールを破ってしまった子がいたとして──

先生が「今回は注意で済ますけど、次に何かあったらそのときはちゃんと反省文を書いてもらうからね」と言うようなもの。
それが“執行猶予”。

いまは罰しないけど、次はないよ、ちゃんと見てるからね。という期間だよ。

執行猶予がつくのはどんなとき?

執行猶予って、ぜんぶの犯罪に自動的につくわけじゃないんだ。

じゃあ、いったいどんなときに執行猶予がつくのか?──ここが気になるところだよね!

これは、裁判官がその人のこれまでの生活や反省の気持ちをちゃんと見て、「もう一度だけチャンスをあげよう」と判断したときにつく制度なんだ。


■ よくある「執行猶予がつく」パターン

  • 初めての犯罪(前科がない)
     →「もうやらない」と反省していれば、チャンスがもらえるかも。
  • 罪がおもすぎない(たとえば軽い交通事故など)
     →人にケガをさせたとしても、わざとじゃない場合などは対象になることがある。
  • 被害者と話し合って和解(示談)ができている
     →相手にしっかり謝って、許してもらえていると、印象はよくなる。
  • 仕事や家庭での社会的立場がある
     →反省してちゃんと立ち直れるかも、と判断されることも。

■ でも、つかない場合もある!

もちろん、どんなときでもつくわけじゃないよ。

たとえば──

  • 暴力事件で相手に大きなケガをさせた
  • くり返し同じ犯罪をしている(再犯)
  • 反省していない様子がはっきり見える

こういうときは、「すぐに罰を受けてもらわないとダメだ」とされて、執行猶予はつかないことが多い。


■ つまり…

執行猶予がつくかどうかは、その人の「これまで」と「これから」を見て、裁判官がていねいに判断しているんだ。

「ただラッキーで助かった人」じゃなくて、「二度と罪をくり返さないように見守られている人」なんだってことを、ちゃんと覚えておきたいね。

執行猶予という猛反省の期間

今回は「執行猶予」ってなんなのか、いっしょに見てきたけど──どうだったかな?

ニュースでよく耳にする言葉だけど、

「刑務所に行かずにすむ魔法」じゃなくて、ちゃんと意味がある制度だったよね。

  • 有罪判決が出ても、まじめにやり直すチャンスをもらえる制度
  • そのあいだに悪いことをしたら、前の刑もまとめて受けることになる
  • 前科はつくけど、反省の気持ちがあれば、立ち直る道もある

つまり、執行猶予って「罰をなくす」んじゃなくて、

“反省する時間”を与えるためのしくみだったんだ。

社会全体にとっても、「どうやったら再犯を減らせるか」を考える大事な制度なんだよね。

もちろん、被害者がいる場合はそれ相応の反省が必要だから、『ラッキー』とか思うのは論外中の論外。

難しいことかもしれないけど、こういう制度を知っておくことで、ニュースをもっと深く見られるようになるはずだよ!

よかったら、逮捕と起訴、書類送検についても分かり易く解説してるから、こちらも見てみてね!

では、今日はこれまで(/・ω・)/

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この記事を書いたAHO

がしくら ひでをのアバター がしくら ひでを クリエイター・コメディアン・コミカルアドバイザー

世界一AHOなペストマスカー。映像コメディアン/動画クリエイター/ライターとして活動中。第一回FantasyDreamエッセイ賞 最優秀賞受賞。2020年大手企業内「アイデア賞」にて最優秀賞受賞。ダイヤモンド・オンラインにて記事制作プロセスに携わる。その他にもオトナライフなどの情報サイトで記事制作、出版系雑誌で連載企画や特集記事の編集を担当。オリジナル小説や芸人さん向けのネタ本、お祝動画の制作提供も手がけており、多い時には月100種類以上の作品を提供。趣味は「AIで最強の自分自身」を作る事。好きな言葉は「OFFシールです」。死産で生まれてきました。そして私より不幸な人はいない。故にあなたはとっても運が良い。「真面目もAHOも全力で。」そんな生き方がモットーです。

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